すこしずつ暖かくなってくると、
日も長くなるせいか、
宵っ張りになります。
あ、普段から宵っ張りなんですけども。
寒い時期は、巣篭もりして、
朝までテレビ見てたり、
本読んで過ごしますが、
暖かくなると、いつまでもフラフラと出歩いていたくなる。
この時期はなんだか訳も分からず
物哀しくて寂しい気持ちになるのです。
もういい大人なのに、
この言いようのない寂しさを埋める手立てを、
私は未だに見つけられない。
心の奥にしまってある
あの人の言ってくれた「大切な一言」を引っ張り出して
それにすがって甘えたくなっちゃったり、だとか、
すれ違う人たちを眺めながら心を空っぽにしてみたり、だとか、
思いっきり声を出してみる、とか、
それこそ「大好き!!」といってみるとか。はは。
不可解な言動をしてみても、
つかめそうでつかめない気持ちを持て余して戸惑う。
でも、そんなだから?
いつもは気付かない風景が突然目にとまったり、
色とか匂いが違って感じられたり、
憑き物が落ちたように頭がスッキリするのもこの時期特有の症状。
私にとっての幸せって、なんだっけ。
あぁ、全ては愛そのものだったっけ。
と、要らぬ衣は脱ぎ棄てて、
裸の王様ならぬ、裸の私に衣を纏って、
まぁ。
なんだかんだと、
アウトプットとインプットが交差して、
新しい季節が、くる。
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