2012-02-24

私の眼が見たものから、私の心を守る術はない。




こんにちは。


今、私は

dvdを観ながら、
嵐の後のように滅茶苦茶な私のまわりを片付けつつ…
確定申告をしつつ…
これを書いています。


…かなりとっちらかっていますね。


大体、今観てる「アンフェア」シリーズだって、何故か新しい順に逆から観ていくという(これは完全に事故なのですが)
とっちらかりよう。


…あ、いつの間にか雨あがりましたね。


日差しがキラキラしております。



と、ここまでかいて寝たのですよ。
何もかもとっちらかったままで…!!
とりあえず、制作途中の確定申告はデータを保存し、
散らかった本を一つに積み重ね、
アンフェアを観ました。








書きたい事はまた後日。

なんで寝ちゃったんだろうか…。


どうしようもないので、マルコリー二さんちのチョコたち。
バレンタインは楽しいですね。←今更言う。

あっという間に週末ですね。
皆さま楽しいハナキンを!!(古すぎる)

2012-02-18

「乙女な写真の一枚くらいupしたいんだよ。でも乙女な写真なんてただの一枚も無いんだってば!!撮れるのは今日しかないよ!撮るしかないよ!!大作戦」の詳細。




私の部屋には、無駄なものがゴロゴロ転がっている。
だのに、

何かブックカバーになりそうな包装紙とか無いっかな―♪

と探す時に限って見当たらない。


あるハズなんだよ!!


可愛くて捨てられなかった包装紙とかがさぁ!!







んで、よそ様の事務所でよそ様のマネージャーさんに
「イラナイ包装紙とか、ないすか?」
と、アホみたいな質問したら。


あったんだぁよぉねぇーー!!!


で、無事ブックカバー完成。
今日も人様のお世話になりました。


あ、それで、ビニールのブックカバーも欲しいなぁ、と、
文具の世界堂さんで透明のブックカバーを買って帰ったんですけど…

サイズが合いませんよ!?

ちゃんと店頭で、本と合わせてみたのですよ!?


だ・の・に!


ですよ!?
残念すぎますね、私。



さてと。
一日遅れて、昨日のお話。
あ、もうすぐ日付が変わってしまいそうだから、一昨日のお話。







手前から、お志穂&あっこちゃん。




可愛い女の子ちゃんとランチ。

ねね、やっとブログっぽ――い!!!

今日は絶対写真撮る!!と決めて出掛けましたよ。
奥の私は、地縛霊のようにぼやけておりますよ?
ブレておるのです。
一人はしゃぐから、こういう事になるのです。

で。
元々世の中、そうそう「悪い子」ってのは居ないんだけど、
この二人は「ホントに良い子!!」勿論いい意味で。

出しゃばらないけど、周りがちゃんと見えていて、
困ってる人を見つけたら、
そっと心を寄り添わせる事の出来る子たち。
自身の抱える辛いこと、苦しい事をそっと腹に落としこんで、
屈託なく笑える子たち。

夢を追ってる子で、傷を負ってない子なんていない。
無傷では進めない。
でも一歩一歩足を出して、一つ一つ叶えていく。

そんな子たちと、時間忘れておしゃべりおしゃべり!


沢山おしゃべりして、沢山笑って。
女の子っていいですね。
友達が極端に少ないわたくしですけど、年下の可愛い子ちゃんには不自由してない。
粒ぞろいの可愛い子ちゃんが私の面倒を見てくれてるのです。

なんだ。

最高じゃないか!!!









あっこちゃんと「またね!」した後、
ふわふわホットケーキのお店へ。
ふわふわ故に、ぺろり。

女の子の別腹はファンタジーだ。

胃の向こうはお姫様を守るドラゴンがいて、そいつがぺろりと平らげさせるんだろう。

そう言う事に、しておいてよ。


しておいてよっ!!!


次は何食べに行こうか、もう考えてる。いひひ。

2012-02-16

私の真名が何の力も苦もなく、あなたの口の端にのぼりますよう。私の願いはいつもそれだけなのよ?(多分嘘よ。でも)その音色は魔法をかける。(これは本当)




本日も御訪問有難うございます。


ドラマ「深夜食堂2」を今頃コツコツ観ています。
あのオープニングでね、新宿の町並みが流れるんですけど。
西口大ガードをくぐって、靖国通り歌舞伎町側ををなめて、フカンになるのですが。
その映像がね、綺麗なんですよ。
「そりゃハイビジョン撮影だからね」という一言では片付かない…うーん。
とにかく綺麗なんです。

でね、それ見て毎回思うんですよ。


「みんなの目には、こういう風に見えているの?」って。


私が肉眼で見ている同じハズのその景色は、似て非なるものだもんで、
いつもそのオープニングを真剣に見てしまいます。

写真とか映像みてると、たまに息が止まるかと思うくらいハッとします。
現実と非現実が分からなくなるような感覚になったり、ね。



話変わります。
実は最近ね、むなしさが募る毎日だったんですよ。(突然すぎますか?)


「私、何やってんだろう」
から始まって、

「私は何か?ロボットか何かか?」
とか、

「私って・・・人を見る目が無いんだな…」
とか、

まぁ色々なんですけど。

で、それをまとめて象徴するかのような出来事が昨日ドーーン!!とやってきまして、
もういよいよ心の空洞が大きくなった時。同時に、


「私って、ホントに周りの人に助けられてるわ!!!!」


と再確認できたのね。

「ある意味自業自得」
の一言に、
空洞に散らかってたゴミやほこりは一掃され、

「愛されてこその色々だったと思うよ」
の一言が、
嫌な出来事を一瞬で吹き飛ばし、
私の心の空洞を愛で埋め尽くしてくれました。

なんだろう、この私の友人たちのレベルの高さは!!
魂レベルの高さがハンパない…!!!!
誇りに思います。

「助けられてる」と書いたけど、もはや「護られている」と。

ギリギリまで手出しをせずにほっておいて、でもその間も実はそっと見ていてくれたのだと、
差し伸べてくれた手を掴んだ瞬間、全てを悟る。

優しさに溢れた心友に、感謝。









感謝の気持ちを込めて、私の大好物を御紹介。
私、無類のドーナツ好きなんですが、
特別に好きなのがコレ。
Peltierさんのシナモンドーナツです。
「モチモチ系」ではなく「ホロホロ系」です。
この「ホロッ」具合が最高に素晴らしい。


感謝の表し方が、どうも間違ってますね。
ただ自分の好きなものを披露しただけ、というね。
ははは。低いな、私ったら。


あ!!そうそう。
明日こそは乙女な写真を撮ってuoする!!予定っっ!!

ではまた。
週の折り返し、疲れ出ませんよう。

2012-02-13

あなたがどんな夢を見ているのか、私は知ってるよ。毎日の中でそれが埋もれていったとしても、わたしがちゃんと憶えといてあげるから。





今日も自己責任で生肉を食べております。









で、さらに突然食べたくなって買って来ました。


赤いウインナー。
懐かしいです。


今時の子は食べた事ないかも??




こんばんは。
また一週間が始まりましたね。
昼間は思っていた以上に日差しがあって何だか得した気分でした。


今日は、大好きなデザイナーさんとランチデエト♪で、喋り倒してきました。
せっかくだから、何か乙女っぽい写真を撮ろう!!
と思ってたのに、そんな暇は一切なかった!!!

モノつくりのプロが語るお話は楽しい。
「それ、役者も一緒~!!」
て事も、
「そういうものなのね!!」
な事も、面白いお話で一杯なのです。

今日は、学生時代のお話を色々聞けて楽しいったら!!
今が充実しているから、ここまでの道のりの大切さを知っているから、
「あの頃」の話が愛おしくて、面白いんですよね。


この時期、
受験・オーディションの結果待ちでドキドキしてたり、
進路について決断を迫られたり。
ソワソワしてらっしゃる皆さん。

決意して歩き出してから、ゴールまでの道のりは、遠い方が良い。
で、そのゴールってさ、一つじゃないんだよ。
見落とさないで歩いていれば、実はゴール、沢山あるんです。
ゴールの数だけ挑戦するチャンスがある。
だから道のりは、遠い方が良い。

で、夢は臆さず口に出してね。
それは恥ずかしい事ではありません。
恥ずかしいと思ってるのはあなただけ。

口に出したその瞬間から、
この世界に自分は一人じゃないと気付くよ。

たとえ何かに絶望しても、
その気になれば、新しい一歩は毎日踏み出せる。
諦めなければ、いつでも新しいスタートは目の前にある。
ずっと勝ち続けるなんて、そんなの無理ですから。
諦めたら、終わるよ。
何度失敗しても負け方さえ失敗しなければ大丈夫。
そもそも、ルールが違えば勝敗なんて変わってきますからね。


皆さんが、良い春をむかえられますように。

2012-02-12

想いの届く速さは、きっと光に勝る。なのに、なぜ人は、自分の想いが届くかどうかと不安になるのだろう。

 
 

昨日、焼ドーナツをいただいた。

茶色い粉がかかっていたから「シナモンシュガー大好き!!!」
と、迷わず口に入れたら…


きな粉デシタ…。


何故だ!!
なぜ、小麦粉に大豆の粉をまぶすのだ!!!



どうも、こんばんは。
ここ数日、私の送るメールがキチンと相手に届きません。
こうなるともう、
今まで送った全てのメールが、届いているんだか何だか、考え出すとワケ分かりません。
昔の携帯にはあったんですけどね。
「メールがきちんと届いた事を知らせてくれるメール」機能。
通信機能が発達して、そんなの必要なくなったんでしょうね。
ん?今もあるのかな?

まぁ、良く考えたら、「手紙」だって「電報」だって、「伝書鳩」だって、本当に相手に届いたかなんて分からない。
どうなんでしょう。いち早く大事な事を知らせる手立てが「電報」しか無かった頃の電報というのは、100%確実に相手の手元に届いたのかしら。
「チチキトクスグカエレハハ」みたいな重要なやつ。

電話と違って相手の状態を気にしなくてもいいメールは大変便利なものであるけど、
「届かないかもしれない」のなら、こりゃ「電話」が一番確実か?

でも「電話」は電話で今度は「言った・言わない」論争がおこったり…。

今一番信じられるのはtwitterやSNSのタイムライン・メッセージになってしまったという…うーん。
ほんとに御本人と会話してるかは、謎ですけどね。
いやはや、なんか時代を感じます。



…うわぁぁ…今日の文章…


とりとめなーい!!

あぁ、とにかく。
「必ず届く」と信じて疑わなかったものが、
ある日突然「必ず届くとは限らない」へとかわるように、
いつ何がどうひっくり返るかなんて分からないのよね。

まぁ、元々この世の中のもの全てがそうあるのだから、不思議じゃないか。
その存在するものたちを信じるか、信じないかは、自由。という事で。



…なぁんにも解決してないじゃんか!!



そうそう、バレンタイン目前、今日も沢山チョコとかクッキーとかいただきました。
有難う。

デパートは乙女の皆さんでごった返してます。
毎年声高に申しておりますけどね、
この時期、チョコ一つ買うのも、大変なのです。混んじゃって混んじゃって。
さらに、昨今のチョコはなかなかにイイ値段がするのです。
まぁ、そんなの、知らなきゃただのチョコレイトなんですけどね。

今日ワイドショーを見ておりましたら
世の男性の6割の方が、
「チョコだけじゃなくて何か物も欲しい」などというアンケート結果が!!!
で、さらにインタビューを受けた男性は、
「ネクタイとか使える小物、一万円位のがイイですね。」なんつってました。


oh!!


愛を伝える日がいつの間にか
「チョコとかくれるんなら、なんか使えるもの頂戴よ」
な日へと変貌を遂げちゃったようで、何とも悲しい特集でした。


さて。
届かなかった私のメールたちは、
一体どこを漂っているのやら。
行き場を失った言葉たちは、役目を果たせず、どんな想いで彷徨うのか。
言葉に込めた想いまでも手放してしまった訳じゃ無いけど…。

けど。
「メールが届かなかった」からといって、
「なかったこと」には、ならないよなぁ。

まぁ、いいか。



(…だから…なぁんにも解決してないじゃんか!!)

2012-02-11

この空の果て、空想の羽広げたら隣に並ぶあなたの背中が見えた。


ほぉぉらぁぁーーーー!!!
みちんこ(暗黒脳みそ)の記事書くとアクセス増えるじゃーーーん!!!
そこだけアクセスが増えるんじゃぁぁーーん!!!!

スゲーな。みちんこ。
ネタなら売るほどあるんだぜ!?
全く売れないから売らないだけなんだぜ!?


さて、本日は舞台観劇の二本立て。
一本目は21世紀FOXの「踊り子」
二本目は熊川哲也K.バレエカンパニーの「シンデレラ」

サスペンスから夢の世界まで。ふり幅広かったです。


話それますけど、私、舞台のスタッフワーク全般苦手なんですけどね。
一つだけ得意なものがあるんです。
あ、得意かどうかは正直分かりません。好きなもの、と言うべきか。燃えるもの、と言うべきか。
それはね…

「衣装の早替え介助」なんです。(もったいぶるほどの事ではない)

その「早替え燃えるぜ」な私に目覚めたのが、15年前に出演した、この「踊り子」公演です。
ゲストでいらして下さった大女優さまについていました。
未だに可愛がって下さいます。
有難い事です。

んで、今お世話になってる社長に初めて出会ったのも、この「踊り子」公演。
声を収録するのを見学してたら、社長の原稿を持つ手がすごく震えていた。

「あぁ、スターでも、手が震えるとか、あるんだ…!」

とぼんやり思ったのをよく覚えてる。
まぁ、今思えば、何で手が震えてたのか。
…別に緊張とは限らんよな。と、思います。
あの時の自分は、こうして社長のお世話になる事になるなんて夢にも思ってなかったす。

御縁と言うのは味わい深いものですね。









熊川さんちのバレエ。
ファンタジーや夢の国というのは基本フォルムが丸なんだな。
とがったものといえば妖精の持つ魔法の杖の先についてる星とかくらい。

夢の国創るのにでケチっちゃいかんよね。
セットもバレリーナも豪華で良かったです。



バレエとかオペラとかって、チケット代がもっと安くなればみんなもっと気軽に観に行くようになるかな。
でも、観に行くとそのチケット代金には納得するんだけどな。
紙きれの時は、自分が何にお金を払っているか分かりにくいけど。
行けば納得するんだけどな。
その空間と感動は、「その時」でしか体感できないからなぁ。

たまにハズレも引くけどね。


今日もまたライトな感じで。

ごきげんよう。

2012-02-10

あなたが起こすその風で、私は振り返るの。向き直って襟を正すの。





こんばんは。
今日も一日楽しかったですか?
私は今日も楽しい一日でした。


[いいね!]人数も増えましたしね、うひひ。
ホントは数字はどうでもイイんですけどね、
4人になったんですよー。
人様から見たら「まだ4人」ですけど、
私からしたら一気に倍ですものね。
ありがたやありがたや!!

それからね、Facebookに登録してないけど覗いて下さってる皆様にも感謝!です。
わざわざ覗いて下さるんですもの、嬉しいです。


さて、今まで書いた自分の記事を見返しました。
誤字があったり、改行が気に入らなかったりします。
本当は直したいんですが…。
直してません。
んー、気になるけどっっ!!

何故か。

先日も書きましたが、これがFacebookノートの「ちょっとした不便さ」の一つです。
このノートで思い通りに文章を書くのにはちょっとしたコツがいるんです。
それがほんとに「ちょっとした」事なんですが、めんどくさい。
誤字見つけたら、「ああ、きっとこう書きたかったの…カナ?」で、読んで頂けると助かりますです、ハイ。
(時間ある時に訂正しときますー)









今、リンゴがマイブームです。
毎日一個。
同じ種類でもひとつひとつ味も食感も違うので、
「この子はどんな樹になってたんだろうねぇ」と考えるのが楽しいです。
いくら考えてもぜんっぜん分からないんですけどね。


それじゃぁ、何のお構いも出来ませんけどね、また覗きにいらして下さいね。

明日もいいことありますように。


(以下 2012,11,19 加筆)
facebookネタは移行しないようにしてるのですが、この記事は何か好きなので
こちらでもUP。
内容は、全然大したことないんですけどね。

何か、好き。
なんです。

2012-02-09

暗黒脳みそ・みち入門。トリセツは、ありません。むしろ、あるなら欲しい。買うよ私!!










← あ、彼?

「プリッツ持ってる君」プリッツ持つのが仕事。
私の数少ない友達。









私がブログをやって行く上で、絶対に外せないメンバーがいます。


きっとこれからここに幾度となく出てくるであろう、
今日はうちの4番バッター「暗黒脳みそ・みち」のお話。

彼女の基礎知識が無いと、これから先、次々登場するであろう彼女の言動にはついてこれません。
うーん、知っててもついて行けないから…同じか。


みちは、大学の同期生です。
今はふらふら暮らしています。

夏は暑くて冬は寒い家に住んでいます。
何だか一年中ジメジメしていて湿気た家です。
私は彼女の家を、親しみを込めて、
「うるおいハウス」
と呼んでいます。

そもそも、何故彼女の名前の頭に「暗黒脳みそ」なる枕詞がついているのかお話しなくてはいけません。


十数年前、一緒に北海道へ2泊3日の旅行をした時の事。
道中、みんなで「脳の年齢測定」てやつをやったんです。
まだ「脳トレ」なんて言葉が流行る前でしたが、知能テストみたいなのを何問かやって
「あなたの脳年齢は○○歳です」と結果がでる、まぁ、あのゲームと同じです。

ふつうはね、結果が出るんですよ。
「あなたの脳年齢は○○歳」て。

ところがみちは違った。
機械がみちに下した判断はザックリこんなもの。


「あなたの脳年齢は、判定不可能です。機械で測定できない、暗黒脳です」


て。ザックリですけど、大体文言はあってると思います。
コンピューターがだよ?!
判定不可能とかあるんだ!?「暗黒脳」とか言うんだ!?!?
みんなで大爆笑した。

その時までは。
その後、暗黒脳の持主であるみちは、北海道滞在中、3度も財布を無くした。
幸い3度とも見つかったけど、毎回騒動になるからみんなで説教。

その旅行の帰り道、飛行機を降りてリムジンバスに乗ろうとした時、
「財布が無い」と、暗黒脳。

私 「ウソでしょ?!飛行機乗る前に持ってたじゃん!!!」
暗 「あぁ、あそこだ、飛行機の座席の前のポケットだ」
私 「な ぜ だ !!!飛行機内で財布を出す用事など無いではないか!!!!」
暗 「だって、今回3回も財布無くしたから、もう無くしちゃいけないと思って、目につくところに置いといた。」
私 「………(理解不能)………!!」
  

あ、じゃぁ、とりあえず飛行機内なら席番も分かってるし、一応安心…か…。
私「じゃ、帰るまでの交通費やらお金いるでしょ?貸してあげるよ」
暗「あぁ、それならねぇー、大丈夫♪」
私「大丈夫て、何が?」

暗「私ね、こんな事もあろうかと、今朝一万円を抜いて取っといたんだぁ♪(←エッヘン!)」

私、この言葉でブチ切れました。

「そんな知恵まわすくらいなら二度と財布を落とさぬように気を使え!!!!!
自分を信じていないからそんな事すんだろうがぁ!!!!偉そうに言うな!!」

とバスの中で説教。

この決定的な事件により、みちは「暗黒脳みそ・みち」と呼ばれるようになりました。


さて、この暗黒脳みそ・みちですが、過去ブログにおいて
少数ながらもコアなファンがいらしてですね。
その人気ときたら、私なぞより凄いんですよね。。
で、私がみちの事を書くと
「あ、暗黒さんだ!!」と皆さまが喜ぶのです。

…私のブログだのに…(ちょっとジェラシー)
でも、有難い事ですね。

これからチョイチョイ登場します。
どうぞよしなに御贔屓を。

2012-02-05

憧れと羨望の集まる中心に触れる時。光の中心は畏れを抱くほどの静寂である事を知る。




ちっちゃい頃。

おばちゃんちに遊びに行くと、たまにスーパーに連れて行かれた。
で、「好きなお菓子買ってあげるから」と、
一緒にレジに並ばされるわけです。
時に卵を。時に砂糖を持って。


そうそう、よくある「おひとり様一点限り」ていう、アレです。
いとこのお姉ちゃんは「めんどくさいから嫌だ」と行きたがらなかったけれど、

私、アレが大好きでした。
お菓子を買ってもらえるから。では、無くて。(少しはあるよ勿論)
その時ばかりは、


「何の役にも立たないちっちゃな子供でしかない私」
が、


「居なくてはならない必要な存在である私」
になれるから。



私の青春時代の要となった人がいます。

多大なる、どころじゃない程の影響を私に与えた人。

同じ時を共有できたことが、
大袈裟に言うと、その人と同じ時代に産まれてきた事を、
心から有難い、と思った。


そんな人。のおはなし。


その人は、誰からも必要とされた。
その人を、誰もがすごいと認めていた。

誕生日が2月29日
4年に一回巡って来る、そんな特別な日が誕生日だなんて、
私なんか、もうそれすらも、「すごい!」と思ったもんだ。

そんな人と、大学の授業で同じチームになる事の多かった私は、一緒に創作活動をする。
毎週一本芝居を作って発表する、という授業。
朝から晩まで他にも授業がある中で、時間をひねり出して、本を書き、稽古して、発表。この繰り返し。

その人と私は家が直ぐ近くだったから、深夜近所の公演で落ちあって、そこのパンダの乗り物の上で話を作る。
私が「こんなストーリーがいい」とか「いつもこういう格好の人が主人公の話」とか、「こんな口癖のひとがいたら面白いよね」とか、一つの絵になるかどうかも分からないバラバラのピースを鷲掴みに渡すと、その人がもう見事に一つの作品に仕上げる。
癖のある字でその場で台本を書きあげ、翌日コピーしてメンバーに渡す。


楽しかった。
きっとその人一人でも台本は作れるのに、わずかでもその作業の一端に関われる事が嬉しかった。
出来る事ならずっと一緒に居たかった。



でも、私たちは「一緒に」じゃなく「それぞれ」で欲しいものを掴みに行く事になった。



私はすごく不安で、すごく寂しくて、
ちゃんと決めたはずなのに、
もう私はその人にとって必要じゃなくなったのかな、と落ち込んだ。

会わなくなって何年かたった頃、その人が元気で生きていてくれればそれでいい、と思った。
一緒に並んでなくとも、私がその人を忘れる事なんて、ありえないから。


目的地はただ一つ。


だから、お互い歩みを止めなければ、いつかは何所かで合流するはずだった。
もしそれが叶わないとすれば、根性の無い私が諦めて歩むのを止めた時以外考えられなかった。
そう、合流するはずだったんだよ。



なのに。



あの夏の日、
その人は目的地を通り越して逝ってしまった。


「元気で生きていてくれればそれでいい」
と思ったその人の肉体は、今、どうやらこの地球上には存在しないらしい。

49日が過ぎる頃。やっとその人の御実家に伺う事が出来た。
お母様が「何だか未だに毎日色んな方が訪ねて来て下さるのよ。それも世界中から。」
と仰ったのを聞いて、
「でしょうね」と、私は言った。



その日の夜。
「よぉ、こみな!!久しぶり、元気か?」
と、夢の中に現れたその人が、本当に自然に、さらっとそう言ったもんだから、
わたしも「何年振りだろうねぇ!!」と再会を喜んだ。

起きてもなお、生々しいその人の声が「これは夢よ」だなんて消えてなんかいかない。



「あぁ…、いなくなるわけじゃぁない」



と、思った。

私の心の「一番明るい場所」にはいつもその人がいて、二カッと笑ってたまにここまで降りてくる。
それから今日まで幾度か私の夢へ現れるのだけど、いつも第一声は決まって
「よぉ、こみな!!久しぶり、元気か?」なので、私は「元気だよ」とか「まぁまぁだよ」とか言う。


QRANQの公演を観に行く前夜、
私は初めてその人の「未来」を、見た。

大きな大きな劇場で、何人ものスタッフに指示を出し、数え切れないほどの出演者にダメ出しをしていた。
すごい装置もきっとその人が考えたんだろうなぁ。凄い装置と照明だったな。

リハーサルが終わって二人きりになった時、その人は自分の想いを語りながら、泣いた。
不安を口にして、ポツリと


「こわい」


と言った。


私はずっと、その人に必要とされたかった。

とてもその人のようにはなれないし、その人の思考回路は私には想像も出来ないから、
「その人に、或いはその人のようになりたい」などとは思った事はなくて、
凡人である私は非凡なその人から、ただただ「必要だ」と言われたかった。

一緒にいた頃私の思っていた「必要」の形は一つしか無くて、それが出来ずにいた私は、
その人にとって「無用のもの」なのだと落ち込んだ。


ところが、そうではなかった。
「必要」の形とは、決して一つなんかではなかった。

気付いちゃったんだ。
というか、やっと確認出来たんだ。

CRANQの「絢爛とか爛漫とか」公演を観ながら、
「天才とは、いつでも自身を駄目だと思っている人たちである。」
とは、太宰治が書いていた一文だけど、
そうだとするならば、天才と呼ばれる人たちは、一体いくつの才能を持ち合わせているんだろう。
そしてきっと、その与えられた才を全て使えるんだよなぁ。
その人も、そうだったんだなぁ。だからあんなに濃い人生だったんだ。
なんて考えた。
(あ、ちゃんと芝居観てますよ!ホントに)


「元気で生きていてくれればそれでいい」
と思ったその人の肉体は、今、どうやらこの地球上には存在しないらしい。

全くずるい話。

肉体を離れて自由になった今は、なお一層好きな時に好きな所へ飛び回っているのだから。
どこまで自分のものにしちゃうんだよ。


あぁ、そして私はやっと終わらせる事が出来た。
あぁ、やっと書けた。


私は20代で一人、30代で一人、と、大切な人を亡くしました。
でも、そのどちらとも会ってお別れをしていません。

20代の時、
実感の無い事実を私なりに一度呑み込んで腑に落として認めるために、
私は「書く」という方法を取りました。
全く持って皆様には関係ないお話で申し訳なかったけれど、沢山の方がコメントを下さって、
その一つ一つを読み返して、昇華させた。
その節はお世話になりました。


さて。

これで、終わり。
ここから、はじめる。


だから、
言い訳しないで



やめたがるのは、もうやめよう。



迷うのは、その時からで良い。

閏年の今年、貴女の誕生日が来るまでにこれを書けて良かったよ。

ここを逃したら、4年後まで持ち越した気がするから。










この写真、私の中の奇跡の一枚。

神様が、私の目の前に降りてきた!!と思った。
五分位滞在されて、帰って行かれました。


皆さんの今日が、ちゃんと終わって、
また明日、新しく始まりますよう。
それが素敵な一日でありますよう。

2012-02-04

思い出はすぐそこにあって。遠くなんかなくて。想いも、また…。





演劇企画CRANQの2nd STAGEを観てきました。






CRANQは前回の1st公演に参加しました。

私にとってきっと一生忘れられない公演。
何だかもう色んな意味で「お祭り騒ぎ」だった公演。

今までで一番大変だったのは、もうぶっちぎりでさんにんのかいの「西遊記」公演だけど
(あの公演のおかげで私はもう、どんな大変な公演も乗り越えられる)

CRANQはそれとはまた違うとっちらかりようで。




何でもスムーズに事が運んだ出来事より、
腹立つ事・辛い事含め色んな事件が巻き起こった出来事の方が、
確実に思い出に残る。

それも良い思い出に。

本当にほんとうに楽しかった。







2nd STAGEのチラシを劇場で見かけて初めて
「あ、私あの公演ゲストだったんだっけ!!」
と、自分の立ち位置に気付くくらい楽しかった。

同時に、公演中、私の身の回りに起こった沢山の出来事は、絶対に忘れられない思い出で。

その時の日記を読むと、今でも泣きそうになる。
てか、泣く。
今も読み返したから、半ベソかいている。




あの夏、大切な、たいせつな人を亡くした。
「役者てのは親の死に目にも会えない」とはよく聞いてたけど、まさか通夜にも葬式にも行けないとは夢にも思って無かった。

大切な、たいせつな友人。
彼女の事を書き始めたら、きっと書く手が止まらないから、それはまた別の機会に。

何だか色んな事をまるっと一緒に乗り越えた仲間は愛おしい。

観に行った舞台にCRANQのメンバーが一人でもいたらドキドキする。


だから、今日は殊更ドキドキした。


みんな、私の好きな俳優さん。

「みんな素敵」とファンな目や、「良しよし!」なお姉さんの目、「皆大人になったなぁ」と、まぁ大部分がこの母のような目で、ノンストップの2時間15分。

浮つきのない(あるようには多々見えるけども)どっしりした良い作品でした。

いつも何物にもなれない私には、
キラキラ眩しすぎる舞台でした。

日曜日までやってます。
お時間作って観ていただきたい。
http://www.cranq.jp/top/top.htm

(2012.11.19 加筆 
公演は終了してますが、DVDが出てるみたい。気になる方はCRANQまでお問い合わせを是非!!)

2012-02-03

その魂胆は分かってるケド、振り回されてアゲル。




そういえば、昨今のブログは自由に写真が入れれるんだよな…。
てなわけで写真を入れてみる。








でも、気のきいた写真が無いから、
我が実家のお猫様。

セレブなお猫様なので私よりエンゲル係数が高いです。

例えば、お猫様の好物は海老なんですけど、
天然物の海老以外は一切口になさいません。



うん。
たまにはふわっとしたブログもかけるゾ。と。

明日は朝から晩まで盛りだくさんな一日。


明日も寒いんでしょうが、
温かみのある一日を。どうぞ。

2012-02-01

「良い」か「悪いか」じゃない。ブレる事なく「好き」か「嫌い」かで判断しろ。



小学生の時。

体育の授業で一輪車のテストがありました。
何メートル走れるか、っていう。
一人で乗れる子は一人で、でも、もし乗れなくても一人補助についてもらってもいいよ。てなテスト。

私はその時まだ一人では乗れませんでした。
誰かに手を持っててもらえればどこまでも走れたけれど、一人じゃ1mくらいしか進めなかった。
小学生の私は迷います。

「一人で走るべきか、誰かに補助してもらうべきか」

で。
全然乗れないけど、「一人で走る」
を選択。

案の定、全く進めなくて、すぐに一輪車から降りてしまいました。
結果は散々だったけど、チャレンジした自分は何だか誇らしかった。

だのにね、全員のテストが終わって先生から結果を聞いた私は、ビックリして酷く落胆するんです。

何故なら、
「全然進めなかったけど一人で頑張った私」より
「補助してもらって遠くまで進んだ子」の方が点数が良かったから。
↑この言い方、悪意があるよね。
でも、本当にそう思った。
補助付けたら私だってもっともっと遠くへ行けたよ!!
でもチャレンジしたんじゃんっ!!
って。

考えて見れば、テストの内容は
「何メートル走れるか」だったワケだから、
まぁ、そうなるわな。
補助ありでも良し。と言われてる時点で別にズルじゃないしね。


でも…でも…!!!


と、今でもたまにこの事を思い出すんです。
で、思うの。


「もしあの時、補助付けた方がいい点数もらえるってことを事前に知っていたとしら、私はどうしたかな。」って。


世の中には
「これ、どっちが正解?!」て事が沢山ある。
で、「正解」なんてものは、元々無かったり、
あってもそれは、時と場合によって180度変わったりする。
時に理不尽な事が「正解」になることもある。
なんて事を、ひとつひとつ学んでいく。

さて、先ほどの質問。

今日の私はこう思います。



「どっちでもいいよ。どっちが良くてどっちが悪いも無いんなら、どっちでもイイ。私が私に恥じる事の無い選択ならば。」




一月も終わり。
年度末に向かってまだまだ怒涛の日々が続きますが。
一年で一番短い月を、一日一日、少しずつ濃くすごせますように。

ごきげんよう。