私は不良大学生だった。
気にいらない授業には行かないし、人に沢山迷惑かけた。
本当に不真面目な生徒であったけれど、
そんな私でも、
大学生活の中で大切な事を沢山教えてもらって、
それらが今、
人生の指針となっていたりする。
あの時は理解できない事が沢山ありすぎた。
でもそれは、私が気付いていなかっただけで、
「きたるべき時」が来れば、その時ちゃんと理解できるようになっていた。
そうなるよう、先生方が種を植えておいてくれたのだと思う。
人生の痛みや喜びを知る度に、芽が出るようになっていたんだと思う。
悔しさや恥ずかしさを経験する度に、その芽はグン!と大きくなる。
くさらず進め、と大きくなる。
下を見れば下はいくらでもある。
上を見れば上はいくらでもある。
完全に打ちのめされた夜。
また今日も枝葉が伸びる。
それは迷うことなく上を向いている。
お陰で私はこの道を歩けてるんだ。
まだまだ上があるなんて幸せだ。
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